木造基礎 | STAFFBLOG

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2019.12.25

木造基礎

 

  

お久しぶりです。木造工事のことを書いていきます。

旅行やらなんやらを挟んで遅くなってしまいすみません!

 

柱状改良し終わって、表層の地盤改良が終わったら、砕石をいれて均して転圧します。

転圧したら捨てコンを打って墨をつけていきます。

 

 

墨をつけたら家の大きさや全貌が見えてきました。ワクワクしますね

通り芯を打ってから肉付けしていきます。

ここで間違えると全部に響いてしまうので慎重に墨出ししていきました。

 

そして墨を基準に配筋して、ベースの型枠を設置していきます。

 

 

 

配筋ができたらベースのコンクリートを打って硬化してから立ち上がりの型枠を並べます。

アンカーボルトとホールダウン金物をセットして立ち上がりコンクリートを打ちました。

 

  

 

今回はお施主さんからの要望で、地面より1mほど上がったところに1階をつくるので、その分基礎も普段より高めにつくります。

基礎の立ち上がりコンクリートからでてる短めの棒がアンカーボルトで、建物の土台が浮かないように、ずれないようにするものです。

長めの棒がホールダウン金物で、建物の柱が地震や台風などの災害時に土台から抜けるのを防ぐものです。

 

次の木造の建方を見ていただけるとアンカーボルトやホールダウン金物の意味が分かってくると思います!

 

 


 余談

ところで今まで、捨てコンの前は砕石入れて転圧して・・・と普通にやっていましたが

そういえば砕石って何のために入れるの?捨てコンの捨てって?と思い直したので調べました。

 

砕石をいれるのは簡単に言うと地盤を安定させるためだそうです。

掘削や床付けで乱された地盤が、砕石を入れて締固めると安定して沈下しにくいそうです。

…うーん。それはわかるんですが、何故砕石を入れて転圧したら固くなるんでしょうか!

圧縮して密度を高めるなら砂とかでも締め固まりますよね?

尖った石同士がしっかりかみ合うからですかね…摩擦? 砂利ではいけないのか(角がまるいからうまく締まらない?)とか、コスト的な話なのかとか色々考えましたが腑に落ちる答え出ず…笑 

 

捨てコン目的の1つは、「墨出し」です。

何もない更地で、真っすぐ建物を建てようと思うと、何らかの目印が必要です。その目印が、通り芯であり、通り芯をつくる作業が、墨出しになります。

2つめの目的は作業性の向上です。捨てコンクリートを打つことで作業箇所が平滑化します。

だそうです。これは納得。

確かに捨てコンを打つことで墨出しが消えにくいし、歩きやすくなるし、型枠も打ち付けやすいと思いました。

構造的にも影響がないし埋まるので「捨て」なのだなとわかりました。

 

余談が長くなってしまいましたが、今日はここまでです!

次は木造の建方の様子を見せていきます!

 

 

 

 

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